山椒第二回

Perfect Cherry Blossom/静かなる鎖骨

■Zoome Link

もんぢゅ:東方プロジェクトのゲームを題材にし、2Dのシューティングゲームを擬似3Dのアクション映像にもっていく。
もんぢゅ:東方M@Dではメジャーな表現方法をとっていると思います。
もんぢゅ:1:30の制約を払拭しきれずに多少物足りなさを感じるつくりになっているかと
spline :東方M@Dって比較ができるぐらいですから、かなり見かけるようになりましたね
spline :それでも、なんとなくこの作者さんだって分かる個性って凄いと思います。
もんぢゅ:Stage6でまとめてあるのを、一気にみたんですが、知らないうちにかなりの数あるんですよね
meim :そうですね。あまり静止画界隈の作家さんで東方夢寐を見ることはないんですが、探せば結構な数がありそう
spline :そういう界隈外の作品の影響も強いんではないでしょうか。
spline :1:30としてはってもんぢゅさんも仰ってますが、作りが界隈的な整った作品とちょっと違う気がしますね。
spline :1:30でこういうお祭り系か、と意外な路線なので私としては面白かったです。

もんぢゅ:これってゲームの流れをそのままなぞっているんですよね。
もんぢゅ:シューティングゲームのダイジェストなんでちょっと見たことない感じに感じるかもしれません。
もんぢゅ:格ゲーのように1ステージから撃破して進んでいくイメージです。
もんぢゅ:んでステージでいうところの3ステージと5ステージ(か6)の戦闘をクローズアップして最後にもってきてます。
meim :ほー、そうなんですか。東方系にはまったく手を出したことないんですが、こういうの見てると非常に興味をひかれますね
もんぢゅ:なので物足りなさというところで言うと最後はラスボスだろーっておもっちゃうんですよね。
spline : 東方の同人誌だと1ステージ、もしくは架空のステージを引き伸ばして一冊、ってのが多いですね。
もんぢゅ:そうですね。3Stage描きたくなるのは東方好きの性なんじゃないでしょうか。
もんぢゅ:最後がナゼあのようになったのかって、多分マスタースパークをぶっ放したかったんですよ。ヌッコロ氏のときと同じで結末ありきというか。
spline :東方M@Dってスペルカードやボムの演出をゼロからやってるのは凄いと思うのですが、そこに拘泥し過ぎな印象が。
meim :んーでも元々弾幕はって、大げさな演出を交えたりして楽しむSTGのようですし、そこに東方の醍醐味ってのがあるんじゃないですかね。勝手な想像ですけどw
もんぢゅ:醍醐味であるがゆえにそこにこだわることで独自性を表現しにくくなるのかも

Atonement/POL

■Zoome Link

spline :OPERATION LEGENDらしい作品だというのが初見の印象です。
spline :中世ヨーロッパらしい雰囲気の画像ソースが、作風と音楽との相性ばっちりだなと思いました。
もんぢゅ:全体から感じるお洒落な雰囲気がOLっぽいと思わされますね。
もんぢゅ:最近だとカルタグラのM@Dの印象が強く残っているからだと思いますが
spline :出てくる女の子や、後ろの色使いも大人っぽいですよね。
spline :文字の少なさも雰囲気の統一に一役買ってるかと思われます。
もんぢゅ:途中で音が消えるところは斬新とまではいえませんがいい演出ですよね。ハッとします。
もんぢゅ:恐らく鳥が死んだのであろうと予想できます

meim :個人的気には何度か出てくる蝶の動きが好きですね。
meim :自然な動き、ってわけではないのですが、不規則な動きをしてるので見ていて飽きないです
もんぢゅ:蝶の動きにはたしかに拘りを感じますね
spline :そういう、隠喩としての小道具の使い方が巧いですね。
もんぢゅ:鳥の死は自由が手にできなったことを示しているのかもしれないですね。蝶も自由への憧れとかを示す道具なんでしょうね。
spline:その反面、ちょっと流れが分かり辛いかもしれません。
もんぢゅ :雰囲気重視だと思ってみてるので私は流れをそれほど意識せずに見れているかも
spline :何度か見せるためのツンデレ手段、なのかもしれませんが。
spline :繰り返し見ることにより雰囲気を楽しむ作品だと私も思いました。

Lucky Switch/綾香

■Zoome Link

もんぢゅ:軽快なテンポですすむ動画ソース作品。全体に楽しげな雰囲気を十二分に感じられます。
もんぢゅ:その分構成に意図が感じられにくく、抑揚がない感じに。さびでの盛り上がりがほしいところ。
もんぢゅ:ポイント毎では好きな表現が多々あるんですが、全体をみるとだらーっとしちゃってるかなぁと。
meim :時間が足りなかったのか後半作りが甘くなってるように感じますが、音と映像は上手く合わせられてると思います。
meim :何を伝えたいか、というところに焦点を絞れば、もっと良いムービーが作れるんじゃないかと思います
もんぢゅ:0:19の繰り返しとか0:29のピコーんとかいいセンスしてると思いますよ。
もんぢゅ:音楽の掴み方はうまいですよね。
spline :サビも通常の部分もちゃんと凝ってるというか。
spline :らきすたなんだから、もうちょっとハメを外してもいいのでは……と思いました。
もんぢゅ:個人的につぼなのが、「しゅーくだいだよー」がこれからがつがつM@D製作がんばりますっていってるみたいなのがちょっと面白かったりw
spline :それはM@D病ですw
もんぢゅ:えぇーw
meim :新人のようですし、これからに期待、ということで
もんぢゅ:ですね、楽しみな新人です。